ダメかと思った
午後。
出先から戻って、書類を1枚印刷して、取引先にFAXする。
ごく変わらない日常の風景です。
が、FAXをいじっている最中に、パソコンが 「ガコっ、ガコっ」 と小さい音を立て始めました。
こ、これは激しくイヤな予感がする…。
恐る恐る画面を見ていると、やっぱり出ていましたブルースクリーン。
あああああああ、やばいやばいやばい!! ( ̄□ ̄;)
ここのところ、仕事のファイルのバックアップをまったく取っていなかったのです。
慌てて強制終了して再起動させてみたものの、
強制終了→再起動→ブルー→強制終了→再起動→ブルー
→強制終了→セーフモード起動→ブルー→(以下繰り返し)
セーフモードでもダメということで、お手上げ。
この間、「ガコっ、ガコっ」という異音は規則正しく奏でられ、
僕の脈拍は変なリズムで全身を駆け巡ります。
前に使っていたパソコンが、この状態からHDD故障で死んでしまったことがありました。
あの悪夢が鮮明に蘇ります。
この間黙々と作り続けた書類も、過去の資料も、9月末締め切りの書類も
このまま永遠に葬り去られてしまうのでしょうか!
「9月締め切りに間に合わせるには、修理ではダメだ。明日買わないと」
「そうなると、全部また入力だから、週末の予定はキャンセルか?」
などなど、いろんなことが頭をよぎりましたが、
ひとまず落ち着くために郵便局まで速達を出しに行きました。
-30分後-
恐る恐る電源を入れると、異音もせずに立ち上がるパソコン。
「こ、これは助かった!!」と、2時間くらいかけて
バックアップというバックアップをとりまくりました。
夜になり、今のところ何事もなく動いてくれています。
が、あの数十分は本当にこれはもうダメだと思いました。
やっぱり、バックアップはマメにとらないといけませんね。