ゴールデングラブ賞
今日は日本のゴールデングラブ賞の表彰があったそうです。
ゴールデングラブ賞といえば、
記者が投票するという選出結果に異論が上がることが多い賞でもあります。
ちなみに、今年の受賞者は…
<パ・リーグ>
投手:ダルビッシュ有(日ハム)
捕手:細川亨(西武)
一塁:アレックス・カブレラ(西武)
二塁:田中賢介(日ハム)
三塁:今江敏晃(ロッテ)
遊撃:中島裕之(西武)
外野:稲葉篤紀(日ハム)
外野:森本稀哲(日ハム)
外野:坂口智隆(オリックス)
<セ・リーグ>
投手:石川雅規(ヤクルト)
捕手:阿部慎之助(巨人)
一塁:栗原健太(広島)、新井貴浩(阪神)
二塁:荒木雅博(中日)
三塁:中村紀洋(中日)
遊撃:井端弘和(中日)
外野:青木宣親(ヤクルト)
外野:赤星憲広(阪神)
外野:鈴木尚広(巨人)
です。
感想はいかがでしょう? 僕は「え??」と思う選手がちらほらいますが(笑)
とはいっても、守備というのは評価が難しいとものであるというのは確かだと思います。
例えば、「失策数が多い」というのは印象が良くはないです。
しかし、守備範囲が広い選手は処理機会が多くなるので、失策が多めになる可能性があります。
逆に、「足元のボールだけ確実に処理するタイプの選手」は、失策が少なくなりますね。
ということで、「守備率が高い=名手」は、必ずしも成立しないこともあります。
近年では、「1試合に何個のアウトに関わったか」をあらわす「レンジファクター」も新指標として使われていますが、
ゴロを打たせて取る投手・捕手が多いチームの選手と、
三振やフライボールでアウトを取る投手・捕手が多いチームの選手では差が出る可能性があります。
また、「ポジショニングのうまさ」など、
守備の上手さにも大きく関係するでしょうが、数字にはあらわれにくい部分です。
そういうところを考えると、投票者の主観で左右されるのは致し方ないところでしょうか。
であるならば。
僕は記者投票よりも「監督・コーチ・選手」などによる投票の方がいいんじゃないかと思います。
(ちなみに、大リーグは「監督・コーチ」による投票)
主観でみるなら、現場の人の感覚が一番確かだと思うんですけどね~。