審判がセーフと言えば
今日はMLBから大きなニュースが2つ。
まずは、
【「このままではお荷物」40歳グリフィーが引退決断】
(スポニチ)
シアトル・マリナーズのケン・グリフィー・ジュニアが現役引退を発表しました。
通算630本塁打。90年代を代表するスラッガーと言ってもよいでしょう。
打つだけではなく、ゴールドグラブも10回獲得と守備でも超一流でした。
それより何より、同時代のスラッガーの多くが薬物疑惑と無縁ではない中、
グリフィーはまったくそういう噂がない「クリーンな大打者」であった点に
最も大きな価値があるんじゃないかと思います。
ここ数年はすっかり打撃も衰え、今年はここまで0本塁打。
それでも、完全燃焼しての引退と言えるのではないでしょうか。
そして、
【幻の今季3度目の完全試合=審判が誤審-米大リーグ】
(時事通信社)
この間、フィリーズのロイ・ハラデーも完全試合を達成し、
「1シーズンで2回も!!」と驚かれたものですが。
昨日のタイガース-インディアンズ戦で
タイガースのアーマンド・ガララーガが9回2死までパーフェクト。
最後の打者は一、二塁間へのゴロ!
ファーストのカブレラが捕って、ベースカバーのガララーガに送球!
完全試合達成!!!!
と、思ったら、判定は
セーフ!!!!!!
しかし、スローで見ると完全にカブレラの送球が早かった模様。
試合後、一塁塁審のジョイスも誤審を認めたとかで、
「世紀の誤審」と話題になっています。
ちなみに、問題のシーンの動画はこちらから。
これはどう見ても…。(汗
もしかしたら、審判も最後の一人ということで緊張してたのかもしれません。(笑)
ところで、
【誤審で完全試合逃したガララーガ、コミッショナー裁定で覆る可能性も】
(MSN産経スポーツ)
個人的には絶対覆さない方がいいと思います。
今のルール上、審判がセーフと言っちゃったら、どっちが早くてもそりゃセーフですよ。
もしルールを変えるとしたら、
アメフトの「チャレンジ」みたいな感じがいいと思います。