年俸
いやいや、北朝鮮の金総書記急死のニュース、驚かされました。
東京市場は発表後に急落の気配を見せましたが、その後は下げ幅を縮小して引けました。
思ったよりも市場は冷静だったようです。
さて、今年はなかなか動きの激しい日本球界。
契約更改のシーズンも佳境に入ってまいりました。
今年目立つのが、高額ベテラン選手の大幅ダウンです。
(以降、金額は推定)
清水直行(横浜) 2億5000万 → 5000万(80%ダウン)
山本昌(中日) 1億0000万 → 4000万(60%ダウン)
高橋由伸(巨人) 3億5000万 → 1億7000万(51%ダウン)
三浦大輔(横浜) 3億0000万 → 1億5000万(50%ダウン)
金本知憲(阪神) 3億5000万 → 2億1000万(40%ダウン)
「+出来高」という契約が多いので、
最終的にこの通りの金額ということはないのでしょうが、大体の目安にはなります。
それにしてもまぁ下がること下がること。
清水直行の「2億円ダウン・80%ダウン」って、
自由契約を経ない通常の契約更改では最大の減額ではないかと思います。
余計なお世話ですが、来年の税金は大丈夫でしょうか。
(ホント余計なお世話だ)
ところで、契約更改後の(報道上の)コメント。
清水直「今年はチームに迷惑をかけたので…」
金本「成績がそのまま給料に反映される。目いっぱい下げられました」
コメントだけを切り取ると、なんか印象が違いますよね(笑)
正直、今年の成績を考えれば、金本に2.1億は高いと思います。
守備はほぼ当てになりませんし、打撃も全盛期はとうに過ぎてしまいました。
この先、フルシーズンで一流の成績を残すことは無理でしょう。
そもそも、年俸に「減額制限」があること自体おかしいと思います。
彼らはサラリーマンではなく、契約に生きる個人事業主です。
上がるときは目いっぱい上がる、下がるときは目いっぱい下がる。
仕事の内容に報酬が直結する、それで良いのではないかと思うのですが。
(補注)
年俸を減額する場合、
前年度年俸が1億円以上なら減額は40%以内、
1億円未満なら25%以内にとどめなければいけないことが
野球協約により決まっています。
ただし、選手が同意した場合は、この減額制限以上の減額も認められます。