青森の旅を振り返る・3(血染めのボール編)
ないす堂を後にした四人衆、今度は市内の某店に移動。
こむちゃん向けのつもりで行った店だったのですが、
ここでまたもヒッサの身に奇跡的な出来事が起きました。
諸般の事情(笑)によりその詳細は差し控えさせていただきますが、
翌日ヒッサが
「どんぶりぶり君がホテルで福浦に会うようなもんだよ」
と言っていたのが、どんぴしゃの例えだと思います。
それくらいすごい出来事でした。
その後、宿泊先のリコルソに移動し、チェックイン。
普通のホテルかと思いきや、なんと和室の4~5人部屋もあるのです。
いい宿じゃないか! リコルソ!
ちょっとマッタリした後、道路の向かいにあるボーリング場に行きました。
ボーリングなんて久しぶりのおっさん4人、
「おれ、◎年ぶりだし」と最初から予防線を張るのって、あるあるですよね。
夕食でのデザートをかけて、団体戦形式での2ゲーム勝負です。
1ゲーム目は接戦の末、エースヒッサの活躍でヒッサ・こむちゃん組が快勝。
このまま逃げ切るか、あるいはアル・どんぶり組が追いつくか、
白熱の2ゲーム目にアクシデントは起きました。
第2フレームの2投目、割と思い切り投げた後で何か親指に衝撃が。
戻ってきて指を見てみると、
親指にべっとり血…
しかも爪が横に割れている…
これはまずい、まずいです。
せっかく盛り上がっているのに、流血の事態で雰囲気が沈みかねません。
何とか隠そうとしたのですが、次の一投でさらに出血。
そこでこむちゃんに「誰かのボールに血がついてるよ」と気づかれてしまいました。
気づかれてしまっちゃしょうがありません、
やめるわけにもいかないし、半分ヤケでこれ以降は左で投げることにしました。
しかし…、何が起きるかはわからないものです。
なんとこの左投げが絶好調。
勢いこそはないものの、まぁヘッドピンに当たる当たる。
終わってみたら、何と右投げの1ゲーム目を上回っていました。
逆に、一体何なんでしょう、私の右投げは(笑)
結局、ボーリング団体戦は1勝1敗のドロー。
夕食も、アンさんの店でビビンバなどに舌鼓を打ち、夜は更けたのでありました。

(このビビンバも美味しかったけど、ビビン冷麺が秀逸でした)