止まれない恐怖
今日の昼前、ちょっと急ぎの依頼がありまして、受けるかどうしようか迷った部分もあるのですが、結局引き受けることにしました。
で、午後に調査に行くことにして、行き先を住宅地図で見てみたら、なんと、住宅地図の一番端っこ…。
隣町と接しているから端っこ、とかじゃないんです。
もうその先は山しかない、人家が無いから端っこなんです。
「こりゃえらい場所のところ引き受けちゃったな」とは思ったものの、断るわけにもいかないので、行ってきました。
何年か前、途中までは行ったことがあるので、大体の雰囲気は予想していきました。
そして、予想のとおりの道路。
狭いので向こうから来る車とはすれ違えないし、ところどころ雪が残っています。
そんな道路を数キロ走り、やっとのことで、「右折すればあと300m」という地点までたどり着きました。
しかし!!
右折してみると、そこにあるのは「え、これが道?」という未舗装の土の道。
でも、カーナビでも住宅地図でもこの道で間違いないので、そのまま進みます。
進むほどに角度が上がるその道。土の道ではなく、雪解けでもはや泥の道。
急角度の泥の道…。これは何かのラリーでしょうか。
オフロードカーならいざ知らず、私のアクアで登れるのでしょうか。
一回止まってしまったら、動けなくなる可能性もあります。
途中、アクセルをベタ踏みしても12キロくらいしかスピードが出なかったときは、「JAF」の3文字が頭をよぎりました。
しかし、急傾斜の上り(泥)坂を登ること数分、何とか目的地にたどり着きました。
良かった。本当に良かった。
行くときは「しんどいな」と思った雪の道も、帰りは天国の道路のように思えました。
その坂の上に人家が2軒ありましたが、あそこに住んでいる人はすごいなぁ…。
それでも住めば都なのでしょうか。私はやはり今の家が良いです。