直訴
今日は、朝から夕方まで自宅で持ち帰った仕事をみっちりとこなしました。
特に予定を設定していたわけではないのですが、嫁さんと子供にはちょっと申し訳なかったです。
さて、世界が注目する習近平国家主席のアメリカ訪問でこんなことがあったそうです。
【中国人陳情者、習主席に「直訴」=首脳会談後に車列遮る】
(ヤフー:時事通信)
この事件の内容には特に感想はありませんが、これで思い出したのが「直訴」の意味。
よく、「前日負傷の○×、出場を首脳陣に直訴!!」みたいな見出しや表現を見かけたりしますが、これって元々の意味合いからすると、正確ではないこともあるようなんです。
「直訴」が元々指す内容は、「本来通すべきセクションや段階を飛ばし、その上(または次)の段階に直接訴えること」なんだとか。
つまり、「休暇の申請をする際は係長に申し出て、課長の許可を得ること」というルールがあるのに、係長に申し出ず、課長に「休みください!」と直接訴えてしまうのが「直訴」。
係長に鬼気迫る表情で申し出ても、それは普通の訴えであって、「直訴」ではないそうです。
内容よりも手続き面、形式的な部分で「直訴」か否かの判断になるということです。
あまり直訴ばかりしていると、組織の中では問題児扱いされそうですね(笑)