一本松

今日は時間があったので、
震災後初めて大船渡以南、気仙沼まで行ってみました。
道中、陸前高田・高田松原の「奇跡の一本松」があったので、寄ってきました。
高田松原には2、3回しか行ったことが無かったのですが、
砂浜の前にずらっと並んだ松林があったことは覚えています。
あの松の群れが、1本を残して消滅してしまったとは…。
恐ろしいことです。
被災地域に住んでいるし、宮古以外もいろいろ通ったりしていますが、
やはり陸前高田の光景の衝撃はすごいです。声も出ません。
震災来、知らない場所に行くと、
「今ここで大きな地震があったら、どこに逃げようか?」
と思ってあたりを見回したりします。
他の場所は、海の近くでも高台も近くにあったりで、
その気になれば逃げられそうな場所が多いのですが、
高田松原のこの場所に立ってあたりを見回したら、安全そうな場所が無いのです。
高台は遠いし、ずっと向こうに見える大きな建物も、
3階部分や4階部分まで波が襲った形跡があるのです。
何というか、絶望的な風景でした。
避難は焦らず、でも一刻も早く。
日頃から、避難ルートを確認することが大事だなと思いました。
コメント
うちの実家に
このなぎ倒された松を切った板みたいなものが配られました。なんかまな板には小さく、表札より大きいくらいのサイズ。
◆お煮〆さん
まな板には小さく、表札には大きい…。
寿司を乗せる下駄ではいかがですかねぇ(笑)
あ、松の香りが寿司につくからダメかな。
まな板には小さく、表札には大きい…。
寿司を乗せる下駄ではいかがですかねぇ(笑)
あ、松の香りが寿司につくからダメかな。
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