ベテランにありがち
今日はお休み。
と言いたいところだったのですが、
遠くの街のお客さんとの打ち合わせがあったので、仕事です。
そんな外出中、県外の同業者から仕事の依頼がありました。
曰く「仕事をお願いしたいので書類を送る。その前に送る書類をFAXする」とのこと。
事務所に戻ってからFAXを確認したところ、
震災後、特例的に必要になった書類が足りません。
そこで、その依頼元に電話をし、
「かくかくしかじかで必要な書類が足りないので、
その書類については現地のこちらで用意します」
と話したところ、その同業者が、
「そんな書類が必要なんて私は聞いたことがない。そんなの必要ないでしょう」
と言い出すではありませんか!
耳を疑うとはこのことです。
そりゃ、そちらの県では必要ないかもしれませんが、こちらの県では必要なのです。
仮にそのまま出しても通りませんよ?
という意味合いのことを柔かく、丁寧に説明したのですが、
「そんな取り扱いはおかしい」
「そんな書類はいらないはずだ」
「必要なんて私は聞いたことがない」の一点張り。
話が平行線をたどること数分、さすがの私も頭に来はじめたので、
「じゃ、どうぞ別のところを探して頼んでください。(結果は同じですよ)」
で終わろうとしたら、慌てだして態度が急変。
こちらで通るとおりのやり方でいいので頼みます、ということになりました。
思うに、電話をかけてきた方は声の感じからしてキャリアの長い大ベテランです。
自分のキャリアにも自信があるし、
「自分は正しい。自分はすべてわかっている。なぜケチをつける」
という意識が奥底にあるのが、ひしひしと伝わってきます。
でも、どんなに自信があっても、郷に入れば郷に従えです。
発想には柔軟性が必要だし、ベテランであればこそそれが大事ではないでしょうか。
今日の出来事は、反面教師にしたいと思いました。
そもそもこの方、本当なら休業日の今日、
不在のところに午前中だけで5回も電話をかけてきたんですよ。
(それが携帯に転送されてくる)
「時間を置いての2回」くらいならまだわかるんですが…。
自分が営業日だから、こちらも営業日だと考えたのでしょうか?
そこからしてちょっとおかしいと思います。
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