受験生に罪はない
今日は切符を買いに行ったり、灯油を買いに行ったり、
昼寝したり仕事したり、アメフト見たりとそれはそれで慌ただしい日でした。
慌ただしいながらもまぁ休日だったのですが、
日本の至るところで「勝負の日」を迎えていた人もいるようです。
【センター試験:ゆとり世代、背水の陣 来年は新課程】
(毎日新聞)
多くの受験生にとっての大勝負、センター試験です。
なんでも、いわゆる「ゆとり世代」の最後の現役生が今年度の試験で、
来年以降は「脱ゆとり」の、ボリュームアップした学習内容の生徒が現役生に。
「ゆとり」と「脱ゆとり」が同じ土俵に立つのですから、
今年浪人してしまうと厳しい状況に置かれることは火を見るより明らか。
ということで、今年なんとしても合格したい、という生徒が多いんだとか。
(当然、志望校選定も安全志向になりますね)
でも、よく考えると彼らも可哀そうです。
好きで「ゆとり教育」を受けたわけでもないのですから。
教育行政の犠牲者と言ったら、それは言い過ぎでしょうか。
「詰め込み教育の弊害」が言われ始めたのがいつ頃か正確なことはわかりませんが、
私が高校の頃に週休二日制が(隔週から)スタートしたので、
言われ始めの世代であったことは確かだと思います。
小学校や中学校は半日の授業でした。
その頃はそれが当然だったので何とも思っていませんでしたが、
今思えば、それくらいやっていてちょうど良かったんじゃないかと思います。
休みが多すぎると、私のようなのはダラけることばかり覚えますのでね(笑)
ところで、私も幸いなことに大学に現役で入ることができたのですが、
あの時、受験に失敗していたらどうなっていたことでしょう。
浪人して1年勉強することができていたかどうか…。
もしかしたら、まったく別の人生になっていたかもしれません。
ま、運も実力のうちということで、良かったということにしておきましょう。
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