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なめこアヴェニュー

そういえば長州


最近何か物足りないような気がするな、と思ったら、しばらく読書というものをしていませんでした。

ということで、お盆休みに読もうと思い、司馬遼太郎『世に棲む日々』を借りてきました。

世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)
(2003/03/10)
司馬 遼太郎

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「吉田松陰」、名前はよく知っているのですが、では具体的には何をした人? と言えばはっきり答えることができません。
そういえば、吉田松陰が多く登場する小説も読んだことがないような気がします。
ということで、その吉田松陰が主人公の小説を、と思って選んだわけです。

が、 物語の半分くらいのところでその松陰が獄死したではありませんか!

結構愕然としてしまったのですが、私が何も知らずに読んでいただけで、この小説は「前半・吉田松陰、後半・高杉晋作」が主人公の話だったようです。

そういえば、高杉晋作についても知ってるようでよく知らなかったので、好都合と言えば好都合でした。


これだけ名前を残した人でありながら、吉田松陰は満29歳没、高杉晋作は満27歳没です。
太く短い人生というのは、こういうことなのかもしれません。
それに引きかえ、私は何をして38歳になったというのでしょうか。

ところで、こういう有名・無名の人の非業の死の上に成り立った明治維新を思うと、平成の世に「維新」を唱えることに、ちょっとした軽々しさを感じてしまいます。

コメント

長州力

だとばっかり。今度の大河ドラマは吉田松蔭に関係あるらしいですね~。

◆お煮〆さん
そうそう、次回は吉田松陰の妹らしいですよね。
私個人的には、今回の官兵衛のような男臭い話の方が好みですが…。

全然関係ないですが、消臭力が出たとき、ずいぶん思い切った商品名だなぁと思ったものです。


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