戦争の話
今年は戦後70年。
ヤフーでこんな調査をやっているようです。
【戦争の話、直接聞いたことある?】
戦争を体験した世代といえば、私たちの祖父母世代。もうだいぶ高齢です。
この先、戦争の話を「直接」聞くことができる時間は、そう長くないことは間違いありません。
実は、「戦後70年」という言葉をほうぼうで聞いたせいか、何となく気になってしまい、お盆に母の実家に行った際、祖父に聞いてみました。
祖父(ちょっと面倒な話になりますが、この祖父は私の実の祖父の弟にあたります)は終戦のとき14歳の少年でした。
私が一番気になっていたのは、「戦争に本当に勝てると思っていたのか」ということ。
早速聞いてみたところ、
「そりゃ、勝てると思っていた」という答え。
でも、「勝てるとは思っていたが、今思えば生活は相当苦しかった」とのことでした。
その他、
・勝てると思っていたから、もう何年かしたら少年航空兵に志願しようと思っていた。
・田野畑は田舎なので直接爆撃されるようなことはなかったが、岩泉の小本を爆撃にきた飛行機は見えた。
・高いところを飛んでいると思ったら急降下してきて、バリバリバリと音がしてまた上がっていった。
というような話を聞くことができました。
今から考えれば無謀極まりない戦争だったと言えますが、当時の少年にはそう見えなかったようです。
情報統制や報道のあり方、そしてそれから作られる世間の空気というのは恐ろしいものがありますね。
大正12年生まれの祖母だと、また違う話が聞けるかもしれません。
機会があったら聞いてみたいと思います。
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